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交通インフラ整備に加えて、様々な再開発によって都市機能が整備され、大きく進化を遂げようとしてる那覇と近郊エリア。新都心はもちろん、牧志、旭橋、のうれんなど、ホテルや住宅、商業施設の開発が進んでいます。地価公示価格の変動率で見れば、商業地も住宅地も沖縄県は全国レベルをはるかに上回っています。
那覇空港
2020年3月末、アジア・ゲートウェイ構想に対応し、那覇空港の第二滑走路が、いよいよ供用開始の予定。LCCをはじめ、国際便などが増加します。沖縄への観光客は、2018年度に、前年度比41万人増、過去最高の約999万人を記録。下のグラフで見れば、特にインバウンド(国外客)の増加が顕著で観光収入もアップしています。
発着回数の増加、国際線の増便、国際物流ハブ機能の強化など、那覇空港の勢いが止まらない。2017年度に那覇空港を利用した航空機の着陸回数が過去最高の8万3214回に。LCCの新規就航などを背景に国際線の着陸回数が増加しました。沖縄は東アジアの中心に位置し、日本、中国、ASEAN(東南アジア諸国連合)を合わせて人口20億人の巨大マーケットの中心と言えます。地理的優位性に加え那覇空港は24時間運用が可能なことから、これからの輸送ニーズに対応する国際物流ハブ空港としての機能がますます高まっています。
那覇バスターミナル
2018年、新那覇バスターミナルが開業し、沖縄本島の各所への観光も便利に。ゆいレール「旭橋」駅の再開発事業による複合施設「カフーナ旭橋A街区」に位置し、駅から屋根のある歩行者デッキで直結し、複合商業施設や沖縄観光情報センターなども入店しています。
ゆいレール
沖縄都市モノレール「ゆいレール」の延伸区間が開業。終着駅となる「てだこ浦西」駅は、沖縄自動車道に隣接する駅として、沖縄自動車道から車で来てモノレールを利用することができる「パーク&ライド」機能も用意され、高速バスターミナルも併設しています。
泊港付近より那覇クルーズターミナルを望む
周辺離島への玄関口となっている泊ふ頭(通称とまりん)からは、各離島への各種フェリーが運行。また、2014年には、若狭に、大型クルーズ船などが寄港する専用バースがある那覇クルーズターミナルが開業しています。
出典:内閣府沖縄総合事務局
沖縄県へのクルーズ船寄港回数は2010年以降毎年過去最高を更新し続け、2018年は528回を記録しました。県内の主要5港では岸壁の新設などが計画されており、クルーズ船の寄港回数は今後さらに増加すると予想されます。
西海岸道路
沖縄西海岸道路は、2018年3月までに宜野湾バイパス、浦添北道路、那覇西道路、豊見城道路、糸満道路、読谷道路が開通し、糸満から読谷まで、車でのスムーズな移動が可能になりました。